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身だしなみや言葉遣いによってあなたの印象やイメージが大きく変わってきます。大切な面接の前にもう一度このページをチェックし、本番で慌てることがないよう事前に準備をしておきましょう。

「面接、その前に」


身だしなみは大丈夫ですか?

男性の身だしなみ

■頭部・顔

清潔感のあるさっぱりした髪型。茶髪は基本的にNG。
ひげはきちんとそらないとだらしのないイメージを与えます。

■スーツ・シャツ

黒系、紺系のオーソドックスな色調が望ましい。

■ネクタイ

派手な色は避け、無難にまとめる。スーツに合った色合いでまとめると好感触。

■パンツ

しわにならないようにこまめにクリーニングに出すか、アイロンをかけておこう。

■靴下

黒系が望ましい。着席するとよく目立つので要注意

■靴

黒か濃い茶色が望ましい。汚れがないか確認の上、良く磨いておこう。

■かばん

ビジネス用手提げかばんが望ましい。リュックを背負うのはNG。

女性の身だしなみ

■頭部・顔

長い髪はまとめてすっきりと。化粧は派手な印象を与えない程度が良いでしょう。」

■スーツ・シャツ

黒系、紺系のオーソドックスな色調が望ましい。
シャツは基本的に白か、薄いブルーか、薄いピンクが無難。

■ストッキング

ベージュ系が無難。やぶれやすいので要注意。いざという時のために替えを持って
おくと良いでしょう。

■靴

ヒールは黒・茶系で歩きやすい高さで

■かばん

スーツに合わせた色調で。書類が入るサイズのものを準備。

■アクセサリー

身に付けないか、付けるとしても派手な印象を与えないものを。

■マニキュア

派手すぎず、ナチュラルなものを。

持ち物チェックは万全ですか?

  1. 履歴書・職務経歴書 (これが無ければ始まりません)
  2. 印鑑 (交通費精算や契約関連書類にて使用する場合があります)
  3. 身体障害者手帳 (療育手帳・保険福祉手帳)
  4. 筆記用具 (ボールペン・鉛筆・消しゴムをそれぞれ複数用意しておきましょう)
  5. スケジュール帳 (今後の予定について説明がある場合があります)
  6. 財布・時計(当然ですね)
  7. 地図(よく知った場所に行く場合でも持っていると安心です)
  8. ハンカチ・ティッシュ(夏場はタオル地のハンカチが便利)
  9. ストッキング(女性の場合)
  10. メガネ等(その場で筆記試験が行われる場合もあります)

面接での言葉遣い

「みなさん、正しい敬語を使っていますか?」

 最近、教育現場や家庭において「先生と生徒」、あるいは「親と子供」の目線が一緒で「友達感覚」でコミュニケーションをとることが多いようです。
これ自体は、決して悪いことではありませんが、今、きちんとした敬語を学ぶ機会があまりないのが現状です。
その結果、正しい言葉づかいができる子供が減ってきています。
しかしながら、大人だからって正しい敬語を使える人は実はそんなに多くありません。
正しい敬語を自然に使える人からは誠実な印象を受け、逆にそうでない人は内面がどんなに素晴らしくてもそれだけで損をしてしまいます。
特に面接時において、短い時間の中で面接官に対して良い印象を与えるには正しい日本語、的確な敬語が欠かせません。

ここでは「敬語」についてもう一度おさらいしてみましょう。
「敬語」は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類から構成されており、「尊敬語」とは相手の動作や状態などを敬うことによって相手を高める言葉です。「謙譲語」とは自分がへりくだることによって相手を高める言葉で、また「丁寧語」とは言葉を丁寧にすることで相手に対して敬意をあらわします。
よく使用する言葉は、次の通りです。
「いまさら敬 語なんか・・・」と馬鹿にしないで今一度確認しておきましょう。

普通語 尊敬語 謙譲語 丁寧語
言う おっしゃる 申す・申し上げる 言います
聞く お聞きになる 伺う・承る・拝聴する 聞きます
見る ご覧になる 拝見する 見ます
いる いらっしゃる おる います
行く お出かけになる 伺う・参る 行きます
来る いらっしゃる・おみえになる
お越しになる・おいでになる
参る 来ます
する なさる いたす します
知る 存ずる・存じあげる 知っています
食べる 召し上がる 頂く 食べます
会う お目にかかる 会います

面接時の対応 面接時の振る舞いでの注意点は?

面接の受け方

入室 まずノックをして、「どうぞ」と声が掛かってから「失礼します」といって入室します。
その際にドアを後ろ手で閉めるのはNGです。
挨拶 面接官の目を見て、大きな声で、自分の名前を名乗ります。
着席 面接官から促されてから「着席」します。その際は背筋を伸ばして椅子に深く腰掛けます。足を組むのはもちろんNGです。
面接中 「相手の目を見て」「大きな声で」話しましょう。緊張するのは当り前で緊張しているかどうかなんて採用の要件になりません。むしろ一生懸命さはプラスになります。顔を上げて、少し笑みを浮かべて、堂々と受け答えしましょう。
面接終了時 立ち上がり、大きな声でお礼を言いましょう。
立ち上がりきってから、お礼を言って下さい。立ちながら言うのはNGです。
退出 ドアのところまで移動してもう一度お礼を言って退出します。
入室時同様、後ろ手でドアを閉めるのはNGです。
  1. 車椅子や杖を使われている方は、「車椅子のままでもいいですか?」「杖はここに置いていいですか?」等遠慮しないで面接官に確認したり、尋ねたりしても全く問題ありません。

面接でよく聞かれる質問と、うまく答えるためのコツは?

面接の際に聞かれる質問は、質問内容の表現方法が異なる場合があっても大体同じです。
次に良く聞かれる質問と、それにうまく答えるためのコツについて説明します。

よく聞かれる質問『なぜ当社へ応募されましたか?』
解答例
  • 御社の○○サービスについて強い関心があり、そんなサービスを提供できる企業で実際働いてみたいと強く感じておりました。」
  • 「御社の理念の○○について非常に共感するところがございまして、・・・」
  • 「御社のホームページを拝見すると次々と新しい試みにチャレンジされてみえることが伺え、私もそんな社風の中で自分自身を試してみたいと・・・」
解説

どんな企業にも、それぞれ特徴があります。それは「社風」であったり、「理念」であったり、「商品・サービス」であったりします。自分としてはどこに共感したのか、どこに惹かれたのかを明確に伝えて下さい。その中で自分の経歴や能力・資格と絡めて答えられると尚良いです。
事前準備として、その企業の研究が必要なことは言うまでもありません。

よく聞かれる質問『当社では具体的にどんな仕事をしてみたいと考えてみえますか?』
解答例
  • 「事務関係の仕事を希望します。私は前職で5年間の事務経験があり、またその間に○○資格も取得しており、それらの経験や知識が御社でも十分活かすことが可能であると思うからです。」
  • 「システム関連の業務を希望します。今までは携わったことのない仕事ですが、以前から強い関心を持っており、特に私のような障がいのある者にとってその経験は将来重要であると感じているからです。そのために、5年前から自主的に勉強をして○○の資格と△△の資格を取得しております。」
解説

一番良いのは、あなたの過去の職務経験がすぐに活かせることを説明するパターンです。自分の持っている経験や知識・能力がどのようにこの企業内で活かすことができるのか、より具体的に説明ができると良いでしょう。一方、過去に経験のない仕事を希望する場合は希望する明確な理由と、その仕事をするためにどういった取り組み(学校へ通う、資格を取得する等)を行ってきたのかをきちんと説明する必要があります。

よく聞かれる質問『以前お勤めの企業を退職した理由を教えて下さい。』
解答例
  • 「とても良い会社だったのですが、自分の可能性を試したくて新しい道を選びました。」
  • 「前職も自分には合っていたのですが、障がいの関係でどうしても継続が難しくなりました。」
解説

非常に悩ましい質問です。
ネガティブな理由、例えば、「上司や同僚と気が合わなかった」「給料が安かった」「仕事がつまらなかった」等は面接官に対して悪い印象を与えます。何故ならば、折角採用してもまたすぐに辞められてしまうのではないかという恐れがあるからです。
良いのは、前向きな理由、例えば「新しい自分に挑戦したい」「職域を広げたい」等であることですが、その思いを示す具体的な行動が説明しきれないと説得力がありません。
また、例えネガティブな理由であったとしても、面接官が「それなら仕方がない」と思えるような表現を考えましょう。

よく聞かれる質問 『今までどういったお仕事をしてきたか説明して下さい。』
解答例
  • 「産業メーカーの物流センター内にて商品の出入庫管理を5年していました。はじめの3年はリフトや台車を使用した出入庫管理でしたが、後半はそれに加えてスタッフの管理も任されていました。」
  • 「文具の商社で営業事務として5年働きました。具体的には伝票入力と簡単な企画書の作成、電話応対等です。」
  • 「IT関連企業にて経理業務を約3年致しました。日々の仕訳と月次決算処理、合計残高試算表作成までを行っていました。」
解説

あなたが応募した職種との関連性のある業務について出来るだけ面接官がイメージできるように説明して下さい。「業種」や「部署」、「企業規模(従業員数)」等も織り交ぜて説明できればより具体的にイメージできるでしょう。
営業セクション等の定量的な成果が見えるものについては、それも併せてアピールして下さい。
(「販売コンクールで関東地区で準優勝したことがあります」等)

よく聞かれる質問『あなたの強みは何ですか?(周りはあなたのことをどう評価していますか?)』
解答例
  • 「私の強みは物怖じしないところです。大きなトラブルがあっても冷静な判断ができます。前職では後輩から『○○さんがいるとなんだか安心します』と言われました。」
  • 「私の強みは粘り強いところです。正直申し上げて、ぱっと機転が利くようなタイプではないのですが、粘り強く物事に取り組み、やり遂げる自信があります。」
  • 「私自身はあまり感じないのですが、周りからは落ち込んだ雰囲気を変える力があると良く言われます。私は根っからのポジティブ思考かつ楽天家なのでどんな困難な状況でも『何とかなる』と前向きに取り組むからそう言われるのかもしれません。」
解説

どんなひとにでも必ず良いところがあります。そこを思う存分アピールしましょう。明るく堂々と強みを説明する姿はそれだけで好感が持てます。その強みが仕事でどのように役に立ったのか、そしてそれは周りからどのような評価を受けていたのかをエピソードを交えて説明できればより信用性が高まり、聞いている側は期待感を持ちます。

よく聞かれる質問 『障がいの状況と必要な配慮について説明して下さい。』
解答例
  • 「事故で右の上肢に障がいがあります。等級は6級です。パソコン入力はタブレット(入力補助具)があれば可能ですがスピードには限界があります。電話を取ったり、日常的な行動には大きな問題はありません。ハード面でも特にご配慮は必要としません。」
  • 「うまれながら聴覚に障がいがあります。等級は4級です。通常の会話はゆっくりと大きな声で話してくれれば大丈夫ですが、複雑な内容については筆談対応が助かります。特に右耳が悪いので左側から話しかけて頂ければ幸いです。」
  • 「腎臓に障がいがあり、週3回の透析が必要です。病院は夜の予約を入れるので、16時までは働けます。また、月に1回定期通院の機会を頂きたく存じます。ハード面については様式トイレがあれば大丈夫です。」
解説

障がいについての知識や理解は企業によって大きな差があります。基本的に、面接官や人事担当者はあまり知らないということを前提として説明する方が無難でしょう。また自分の障がいを正直に話して良いものかどうかをよく相談されますが、入社後に「聞いていなかった」ということになれば当人、企業双方にとっての不利益となります。企業側は、「障がいのあるひとを採用する」ことを前提として面接している訳ですから、出来るだけ具体的に、かつ正直に話しましょう。